イラストの見栄えを瞬時にアップさせる?方法

イラストの見栄えを瞬時にアップさせる?方法
Tetsuya

イラスト、アニメ好きとつながりたい…

「Tetsuya」です。

頑張って描いたイラストがなんかパッとしない。
そんなことってありませんか?

僕はここ最近、ずっとそんな感じが続いていました。

何度描き直してもイラストの見栄えが良くならない。
なんか物足りないというモヤモヤ感。

まだ人に見せられるほど上手くないので
見栄えがしないのは仕方ないと思ってますが、

実はイラストの見栄えはイラストの上手さとは関係ない
ということが分かったのです。

なので、もしも
イラストの見栄えがなんかパッとしない」と悩まれている場合は、

イラストのクオリティを上げようとする前に、
ほんの少しだけイラストを見直してみてください。

もしかするとちょっとした一手間で見栄えが大きく変わるかもしれません。

僕はプロ絵師ではありませんが、プロじゃないからこそ気付けることがたくさんある。
そういう観点から書いています。あらかじめご了承ください。

目次

イラストの見栄えは使用サイズで大きく変わる

イラストの見栄えがパッとしないと思った時、
確認すべきは「線の太さと強弱(メリハリ)」です。

以下の画像はアイキャッチ画像で使用しているイラストですが、
右側の方が存在感があるように見えませんか?

アウトライン弱め
アウトライン強め

ちなみに、変えてあるのは線画だけです。

イラストを拡大しながら描いてると気付きにくいのですが、
拡大して見る時と、少し小さくして見る時とでは意外と印象が違って見えます。
※サンプルのサイズだとそれほど違いはないかもですが。

絵師さんがよく、イラストを描く際に小さな表示を出してますが、
あれがまさにそれで、

プロ絵師さんはみんな、少し引いた全体の印象を見ながら、
イラストのクオリティをきちんと調整されています。

なので、存在感のある見栄えの良いイラストにするには、
細部だけではなく、全体のバランスをしっかり見ることが大切です。

その上で、線幅をどれぐらいの太さにするのがベストなのか決めて描くと、
あとで「なんか違う」と悩むことはなくなるはずです。

僕はそれに気付けず、いつまでも細かい部分ばかりを修正し、
「なんで頑張ってもパッとしないのか?」ずっと悩んでいました。

プロ絵師さんはみんなイラストの線幅を画角サイズに合わせて調整されているので、

線幅を調整してみるだけで、
いつも描いてるイラストの印象がガラリと変わるかもしれません。

ぜひ一度試してみてください。

イラストの線画が悪目立ちする時は…

確かにイラストの線幅はある程度ある方が見栄えがする。

そう思って線幅を思い切って太くしたら、
今度はなんだか線だけが悪目立ちして、イラストが塗り絵っぽくてやぼったい。

そんな風に思われるかも知れません。
でも大丈夫です。

そんな時のためにあるのが、そう「色トレス」です。

色トレスとは線画の線を一定の色で描くのではなく、
髪の毛や服の色などに合わせて、違和感のない線の色に変えるという

イラストを描く際にはもはや常識とも言えるテクニックです。

色トレスはある意味、悪目立ちして違和感が出る太めの線を
緩和させるために使うものといっても過言ではありません。

実際に線の色を変えてみると、
全く同じ線幅ですが、少しだけ印象が違って見えると思います。

線の色が一定
線の色を場所によって調整

線画の色を調整するのは少し難しいかもしれませんが、
色トレする習慣がつけば慣れてくると思います。※僕もまだ慣れてはいません(苦笑)

ただ、線の色トレスをするかしないかは、イラストをどう見せたいかによりますので、
必ずしもしないといけないものではありません。

イラストを上手く描けるようになるには、とにかく「考えながら描くこと」が大切です。

もしもイラストを「Procreate」で描かれている場合は、
こちらの方法で簡単に線画を色トレスできます。

【超重要】イラストを描く時の線画の考え方

ちなみにイラストを描く時、線画の捉え方を、こう考えると描きやすくなると学びました。

それはどういう捉え方かと言うと、
線画の線は一番濃い影」という認識を持つこと。

実際にイラストの線画はあくまでも立体物の影であると捉えると
線の見方や描き方がとても大きく変わります。

逆に線は線、塗りは塗りと考えてしまうと、
「平面的な塗り絵のようなイラスト」に仕上がってしまいます。

ですので、もしも線画強めのポップなイラストにしたくない場合は、
線の色や幅を、対象物によって描き分けましょう。

僕もまだイラストは練習段階で、仕上げもかなり雑なので、
なかなか綺麗な線画が描けないのですが、

線画への意識を変えるだけで、
イラストのクオリティが変わるという感覚だけは確かにあります。

大切なのは、三次元の対象物を二次元の世界でどう表現するか?
そうした視点を持てるかどうか。

それだけでも、イラストの完成度は変わります。

線画の次はコントラスト

イラストを描き始めの初心者は、
チマチマと細かく色塗りしてしまう傾向があります。

僕もその一人(苦笑)

ですが、初心者のうちはあまり細部にこだわらず、
コントラストを強めにして、立体感や存在感を出す練習をする方が、

イラストの見栄えは良くなります。

試しにサンプルのイラストに思い切ってコントラストをつけてみましたが、
シンプルな塗り面積が広い右側の方が立体感があるように見えませんか?

コントラスト弱め
コントラスト強め

つまり、イラストを塗るコツとしては、シンプルにざくざくっと影を意識しながら
広い面積を塗っていき、その後に、細かい陰や、微妙な色を塗り重ねていくと、

立体感もあり、見栄えのするイラストに仕上げやすくなります。

もちろん、見栄えのするイラストに仕上げるには塗り以外にも、
線画そのもののクオリティや、構図、表情の面白さも大切にはなってきます。

ただ今回は「そこそこ描けたと思ったのに、なんかパッとしない」
そう思っている方のためのヒントになります。

いずれにしても上達するには練習を積み重ねるのが大事なのは間違いないです。

まとめ

今回はイラストの見栄えがパッとしない時に確認したいポイントについて
僕が気付いたことをシェアしてみました。

ちなみにイラストの練習もデザインの練習も、
修正する際には、必ず履歴を残すことをおすすめします。

理由は、過去の作品と見比べると何が良くなかったのかが分かりやすく、
自分の成長がとても認識しやすいからです。

逆に人と比べてしまうと「自分はまだまだ」と落ち込むことの方が多くなりますので、
僕は人の作品と比べることはしていません。

ただ、イラストのクオリティを上げるには、
上手い人との違いを知ることがとても大切。

ですので、上手い人のイラストをじっくり観察しながら、
気付いたことを自分のイラストに投影してみる。

そんなふうに僕は少しずつ“チャレンジも加えながら”練習してます。

デザインもイラストにも共通していることですが、成長の最短ルートは
“観察力”にありますので、

ぜひ好きな絵師さんと自分のイラストを見比べながら、違いを見つけて
自分のイラストに取り入れてみましょう。

いずれにしても楽しんで描くことが大切です。

上手い人と見比べて落ち込み、立ち止まってしまうぐらいなら、
「下手でもいいからとにかく楽しむ」。

そういう気持ちでチャレンジし続ける方がイラストは確実に上達します。
「好きこそものの上手なれ」です。

そもそも僕は成功者でいるよりも、チャレンジャーでいる方が
気楽にいれると思っています。

追いかけられるより、追いかける方が絶対に楽しい。

だから僕は常にチャレンジャーマインドで生活してます。
チャレンジャーでいる方が、気付きもたくさん得られるし。

あなたは今、チャレンジしていること。チャレンジしたいことがありますか?
もしもあれば教えてください。

この記事が少しでもイラストのクオリティアップに役に立つと嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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