【Procreate】イラスト微調整おすすめ機能!

【Procreate】イラスト微調整おすすめ機能!
Tetsuya

大事なのは制作の過程ではなく完成度!

Tetsuyaです。

Procreateでイラストの練習を始めて、1年が経ちました。

まだまだ素人レベルからは抜け出せませんが、
引き続き自分の成長を楽しみつつイラストを描き続けていきます。

僕は相変わらずYouTubeを見ながら独学でイラストの勉強をしていますが、
プロ絵師さんも意外とウラ技的なことをされてることに驚きます。

とは言え、多くの人はそうした裏技的なテクニックを邪道だ!と批判し、
正しいプロセスを経て自分が作りたいものを

時間をかけて作ろうとするかもしれません。

ですが、実際にイラスト作品として評価されるのは最終的なクオリティであって、
制作過程やイラストの技法が評価されるわけではありません。

なので、イラストに限らず料理にしても最終的なアウトプットが全てです。

つまり、イラストを見る人に「上手い!」
料理を食べた人に「美味い!」と言わせた者が勝者になります。

ということで、余計な作業に時間をかけず、効率的なやり方で、
イラストのクオリティを上げることに時間を費やしましょう。

これは使うととても便利!という「Procreateの機能」をシェアしますので、
参考になれば嬉しいです。

目次

【Procreate】左右反転機能

イラストの最終仕上げで気になるのは、
やはり、デッサン狂いなど全体のバランス。

僕もできるだけデッサンを意識しながら、線画の流れに気をつけてイラストを描いてますが、
画面を拡大しながら描いているとどうしてもバランスの崩れが生じてしまいます。

なので、イラスト全体のバランス、崩れをきちんと見極めるため、
定期的に画面を縮小して、

全体を俯瞰しながらイラストのバランスを見ています。

さらに、そこから本当に狂いがないか画面を“左右反転”させて
デッサンの狂いや、目線の狂いがないかなどを確認するようにしています。

Procreateのアクションメニューにキャンバスの項目があり、
左右反転”の文字をタップすると、画面を左右反転できます。

画面を左右反転してまでイラストのバランス調整するのは、
少し面倒に思われるかもしれませんが、

目線がきちんと自分が見て欲しい方向を向いているか?
そうした確認で使うだけでもかなり有効です。

実際に左右反転してみると、ありえないぐらい違和感を感じたりする時がありますので、
なんかいつもバランスが微妙」と感じている方は特に、

画面の左右反転によるイラスト全体のバランス確認をおすすめします。

プロ絵師さんは常にイラストを左右反転しながら、バランスに違和感がないか、
確認しながらイラストを仕上げる行程を踏んでいますので、

イラストが上手くなりたい方は、プロ絵師さんがしていることを
無条件で”取り入れてみてください。

【Procreate】ゆがみ機能

イラストの最終調整で最近使うようになった機能があるのですが、
その機能が“ゆがみ”機能です。

YouTubeで初めて見た時は正直「そんなのあり?」と思いましたが、
使ってみると意外に便利で、神機能だと思ってます(笑)

このゆがみ機能というのは、読んで字のごとく、
ゆがみを補正するための機能ですが、これがまた秀一で、

一度仕上げたイラストのバランスをわざわざ描き直すことなく、
ゆがみを調整するだけでバランスが変えられるので、イラストの最終調整が楽にできます。

しかも、“ゆがみ”機能はイラストのレイヤーをフォルダで管理していれば、
フォルダ単位での変形が可能で、1箇所ずつ調整する必要もありません。

そういう意味では、最終調整をゆがみ機能で行う前提でレイヤー管理しておくと、
イラストの仕上げが手間をかけずに行えます。

以下はゆがみ機能を使ったスカートの変形前と変形後。

スカートのエッジを無理やり波波にしています。

ゆがみ機能を使えば、線画と色塗りのレイヤーを分けていても
フォルダで管理していれば、同時に一発で修正することが可能です。

また、ゆがみ機能の良いところは、より自然で複雑なゆがみを簡単に作れるところ。

イラストを描くとどうしても綺麗なラインで直線的に描こうとしてしまいがちですが、
洋服のシワや形など、直線的になる部分はそれほど多くはありません。

そういう意味では、少しぐらいラインがゆがんでいる方が、
より自然なイラストに見えたりします。

その辺はバランス次第ですが、カタチの微調整だけではなく、
より自然なラインを表現するのに、ゆがみ機能は有効です。

ちなみにProcreateのゆがみ機能は調整パレットの中にあります。

ゆがみ機能は細い設定もできますが、
基本的にブラシの大きさのみ微調整して使うだけで十分だと思います。

ゆがみ機能を使う際のコツとしては、
ブラシサイズを気持ち大きめにした上で、全体のバランスを調整し、

後からブラシを小さくして細かい部分を調整するのがおすすめです。

そうする理由としては、ブラシサイズが小さい状態でゆがみ機能を使ってしまうと
調整箇所(特に線画)がふにゃふにゃになってしまい、

全体のバランスを調整するのが逆に面倒になるからです。

なので、ゆがみ機能を使う際には、ブラシサイズ30%ぐらいを目安に
広範囲にイラスト全体のバランスを調整することからおすすめします。

【Procreate】アルファロック機能

イラストの仕上げで欠かせないのが“色トレス”。

色トレスというのは、イラストの線画がイラストに馴染むように、
黒で描いた線画を各イラストの要素に合わせて調整するテクニック。

例えば、以下の画像は左が色トレ前、右が色トレ後。髪の毛の印象が全く違うと思います。

イラストは線画が全て黒の線だとどうしても“塗り絵”っぽくなってしまいます。

そうならないよう自然なイラストに見せるテクニックとして、
多くのプロ絵師さんが使っているテクニックが“色トレス”です。

ちなみに色トレスする際には“アルファロック”機能がおすすめで、
Procreateではレイヤーをタップすると、以下のように別ウインドウが表示され、

その中に“アルファロック”の機能があります。

“アルファロック”をタップしてチェックマークをつけると、
レイヤーの背景が格子状に変わり、

レイヤー上に描いてあるものに加筆ができなくなります。

その代わりに、すでに描いてある線を消したり、線の色を塗り変えたりと、
“アルファロック”の機能を使うと線画の色をブラシで自由に色変更できるようになります。

逆に“アルファロック”を使わない場合は、すでに描いてある線の上から、
違う色の線を加筆するという手もなくはありませんが、

改めて線を加筆することで、線画のラインが変わり、
イラストの印象が変わってしまうリスクがあります。

さらに“アルファロック”機能の応用編として着彩を綺麗に塗るのにも使えます。

具体的には線画が仕上がったら、線画に合わせてベタ塗りのレイヤーを作成。
そのレイヤーにアルファロックをかけて塗れば、余計な部分にはみ出すことなく着彩ができます。

線画に合わせたベタ塗りレイヤーを作成

アルファロックをかければ色がはみ出さずに塗れます

イラストを描く際には、こうしたアルファロックやゆがみ機能など、
イラストの制作ツールには便利な機能がたくさん実装されてますので、

そういう機能を使うのが邪道だと思わず、使える機能はうまく使いこなし、
イラストのクオリティを上げることに時間をかける方がイラストの上達は確実に早くなります。

イラストのクオリティを上げるコツ

僕はまだイラストを描き始めて丸一年。
しかも独学で仕上げもすごく雑なので、まだ感動を与えるようなイラストは描けません。

だからと言って僕はイラストが綺麗に美しく描けていれば、
感動を与えられるのか?と言えば、そうではないと思ってますし、

だからこそ、ツールに実装されている便利な機能はフルに活かすべきだと思います。

特にイラストを描いていて思うのは、イラストのクオリティを上げるには、
自分が描きたいイラストの着地点、ゴールをきちんと見定めること。

イラストが描けない、デザインができないという人の大半は、
イラストやデザインに関する知識を学ぶことなく、最終的な着地点となるゴールも決めず、

自分ができる範囲でやろうとしてしまうから上手いこと仕上がらないのです。

実際、お手本や資料を見ながら、それがどうなっているのか?
観察しながらイラストを描くのと、

自分が思い描くイメージを何も資料を見ずに想像だけで描くのとでは、
出来上がるイラストのクオリティは天と地ほど変わります。

特にイラストを描く場合は、知識を詰め込むだけでは意味がなく、
何度も何度も自分が描きたいイラストを描きながら、

数をこなし、分析し、修正し、そうしていく中で少しずつ成長し、
自分らしいイラストが描けるようになってきます。

ですから、僕はイラストを描く際に、自分が理想とするプロ絵師さんを1人決めて、
その絵師さんを徹底的に分析し、できるだけ近づくように描いてみる。

そうした練習をしています。

僕のイラストはまだまだ微妙ですが、それでも個人的には、
自分が可愛いと思えるイラストが少しずつ描けるようになってきている感触がありますので、

これからも目標のプロ絵師さんを参考にしながら、
まずは“自分が可愛いと思えるイラスト”を自分なりに突き詰めていきたいと思います。

【Procreate】イラスト微調整おすすめ機能!

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