【デザインの大原則】文字情報を扱う時の注意点

【デザインの大原則】文字情報を扱う時の注意点
Tetsuya

プロの視点を手に入れよう!

デザイン歴23年、ガチデザイナーのTetsuyaです。

デザインは様々な構成要素を活かし設計しながら作り上げるものですが、
その中でも特に重要なのが「文字情報」です。

なぜならデザインはたくさんの人と視覚的なイメージで
コミュニケーションするためのものだからです。

なので、デザインをする際には文字情報を、
単に「言葉や記号」として捉えるのではなく

自分の思いを相手にきちんと届けるための「大切なモノ」として考えましょう。

そうすれば、文字情報を雑に扱うことはなくなります。

ということで、今回はデザインする上で最も重要な
「文字情報を扱う時の注意点」についてお伝えしようと思います。

目次

これだけはやめよう!文字に関するNG集

それではまず最初に、絶対にやらないで欲しい
文字に関するNG項目についてお伝えします。

なぜかというと、それだけで「ド素人」に見られるからです。
そもそもあなたは「ド素人の商品やサービス」を購入したいと思いますか?

文字の変形

フォントというのは基本的に「フォントデザイナー」によって
美しく見えるようきちんと設計されています。

なので、文字情報が限られたスペースに入らないからと言って
安易に変形させるのはやめましょう!

NG)上下に潰す
NG)左右に潰す
NG)斜体をかける

文字の過剰装飾

文字には基本的に2つの役目があることを覚えてください。

  • 読ませるための文字(情報を伝えるために使う)
  • 見せるための文字(デザインの世界観を作る)

役目に合わない過剰な装飾は世界観をブチ壊すだけではなく、
「自分の印象」をも損ねることになりますので絶対にやめましょう!

あなたは自分の印象を自ら悪くしたいですか?

NG)カラフルなグラデーション文字
NG)多重な袋文字
NG)濃度や厚みがありすぎる影

これらサンプルとした挙げた3つの処理は単に見た目の「寂しさ」を紛らわすためのもの、
「ただ目立たせたい」だけのものということで、

見る側のことを一切無視した「自分都合」の単なる処理です。

ですが、デザインは本来「自分本位」でするものではなく、
伝えたい相手のことを考えて設計するのが基本です。

文字情報を綺麗に見せるコツ

続いて、文字情報を綺麗に見せるための注意点と
コツについてお伝えします。

デザインをプロ並みに美しく見せるには、それなりの知識と
コツさえ分かれば誰でも簡単に再現できます。

書体はたくさん使わない

まず初めにデザインがよく分からないと思ってしまう人は、
デザインは料理と同じ」だと考えてください。

というのも、カレーを作るには「カレーのレシピや材料」が必要ですし、
具材や調味料、工程が増えれば増えるほど料理も複雑になり難しくなるからです。

なので、デザインに慣れないうちは、
できるだけ「デザインの要素と工程を減らす」のがポイントになります。

なぜならデザインの要素を絞ることで、見た目が綺麗に整った
美しいデザインに仕上げやすくなるからです。

例えば、同じ内容のデザインでも

1書体だけに絞ったデザイン
3書体を組み合わせたデザイン

このように左側の画像は「1つの書体だけ」に絞ったことで統一感があるのに対し、
右側の画像はいろんな書体が混ざることで、

ごちゃごちゃして誰のためのデザインかも分かりにくくなっています。
そうなると自分でも「よく分からない」ってなるんですね。

ですから、もしも普段からいろんな書体を使いすぎていると思った場合は、
太さや自分の好みでバラバラと書体を変えるのではなく

同じ書体で太さだけを変える」ということをしてみてください。

ちなみに、そうした同じ書体で太さ違いのフォントを
「フォントファミリー」という言い方をします。

今は、無料のフォントでも太さ違いの「フォントファミリー」が揃った書体がありますので、
パソコンに元から入っている書体から好きなフォントを選ぶのではなく、

そうした無料フォントもぜひダウンロードして使うようにしてみてください。

数字やアルファベットは欧文フォントを使う

プロのデザインとなぜ自分のデザインが違うのか?

なぜならプロのデザイナーは一般人がしないような超面倒な
細部にこだわり丁寧にデザインを作っているからです。

その代表的な例が、数字やアルファベット。

つまり、どういうことかと言うと、
通常、和文書体を使っても数字やアルファベットは表記できます。

ですが、和文フォントには和文フォントの良さがあるように、
欧文フォントはアルファベットがデフォルトですので、

アルファベットや数字のデザインは欧文フォントの方が綺麗なんですね。

なのでもちろん、デザインの内容や、
どれほど数字やアルファベット表記を強調するかにもよるのですが、

基本的に数字やアルファベットには
欧文フォントを使う方がデザインの見栄えは美しくなります。

実際に右と左のデザイン、どちらが綺麗に見えますか?

全角と半角をきちんと使い分ける

パソコンでフォント入力する際には、「全角表記」と「半角表記」が存在します。

ブログの文章を書いたりする時、
どれほど全角と半角の違いを気にする人がいるかは分かりませんが、

文章を入力する際にも、全角と半角とでは違いが出ます。

特に印刷物のデザインでは、デザイナー、印刷会社、クライアント、
様々な人の目によって

全角と半角の文字が混在してないかきちんとチェックされて世にリリースされます。

見比べると同じ書体でも「全角と半角」とでは微妙にカタチも雰囲気も違いますよね。

正しい約物とベースライン

アルファベット表記や数字表記、それ以外にもプロが見ているもの、
それは正しい約物とベースラインです。

ちなみに約物というのは、「-(ハイフン」)」や「ー(ダージ)」
「’(アポストロフィー)」や「’(プライム)」などのことを言います。

例えば電話番号を表示させる時、左の画像のようにハイフンを使い、

右の画像のように「ダージ(長い横棒)」は使わないように気を付けましょう。

また、特にハイフンを使う場合、ベースラインが中央からズレていることがほとんどです。
なので、ハイフンを使う際には、必ずベースラインを調整しましょう。

ちなみに「:(コロン)」なども同じです。

欧文コロンを使うとかなりベースラインも下がりますし、
文字間も狭いのでブサイクです。

プロはそうした些細な部分にまできちんとこだわり
文字や文章が「美しく読みやすくなる」ように、丁寧な仕事をしています。

全角カッコと半角カッコ

続いて全角カッコと半角カッコの使い分けです。

( )カッコは基本的に欧文の「半角カッコ」ではなく、
和文フォントの「全角カッコ」を使いましょう。

理由は半角カッコだとハイフンと同様に文字の中心に入らないのと
欧文カッコのデザインが綺麗ではなく不自然だからです。

ちなみにもう1つ、カッコ表記のついたデザインを美しく見せるコツは
かぎカッコもそうですが、カッコを細くすると綺麗に見えます。

実際、きちんとデザインされたものは、カッコ表記がきちんと細くなってますので、
ぜひそういう部分も見てみてください。

そうしたことは意識してみないと、気付けないことでもあるのですが、
それを知っていてやらないのか、やるのかでも全然デザインは違います。

特にカッコ表記に関しては、例えプロでも知らない人は意外に多いかもしれません。

文字を読みやすくするための注意点とコツ

最後に1つだけ、これはレイアウトに関わるものになるため、
別の記事でお伝えしようと思いましたが、

デザインをする上で意識して欲しいことがありますので、
この記事でもお伝えしておきます。

それが何かというと、文字間と行間との関係です。

なぜならこの設定をいい加減にしてしまうと、デザインを見る側にとっては
非常に理解しにくいデザインになるからです。

例えばこのように、

左側の画像は行間と文字間とのバランスが適切で文章が読みやすいのに対し、
右側の画像は文字を横に読めば良いのか、縦に読めば良いのか

パッと見では非常に分かりにくいデザインになっています。

なので、デザインをする際には、自分も含めて、
文字や文章が読みやすいかどうか、

文字間と行間とのバランスも冷静に見極めるようにしてくださいね。

まとめ

今回は「デザインの大原則」として、文字情報を扱う時の注意点いついて
詳しくお伝えしてきました。

ある意味、僕がこのブログでしていることはできるだけたくさんの人に
まずは「デザイナーの手」ではなく、

デザイナーの目」を手に入れて欲しいということです。

なぜなら、きちんとしたデザインを作るには
どこを見たり、考えないといけないのか?

プロの視点を手に入れなければ、再現することができないからです。

実際、いろんなデザインのブログやサイトがありますが、
ほとんどが発信者のセンスによるもので再現性はありません。

というのも、デザインに限らずほとんどのノウハウやテクニック集というのは、
非常に抽象度が高く具体的なノウハウまで落とし込まれていないからです。

だから、仮に自分が「〇〇したい」と思っても、
どういう手順で自分の知識や経験に落とし込めば良いのか
理解できないことが多々あります。

僕がそう言えるのは、これまでたくさんのお金を投資して、
実際にいろいろと経験してきたからです。

だからこそ、僕は自分がプロとしてやってきたデザインの分野だけでも
もっと多くの人に役立つ分かりやすいサイトを作り

デザインのことをきちんと知って欲しいと思い、
今、こうして自分の手の内ともいうべき、かなり細い部分まで記事に書いています。

なので、少しでも自分の手でデザインをしながら、
自分の知識や経験を多くの人に役立てたいと考えている方は

デザインのノイハウに関しては、できる限り分かりすく
噛み砕いてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【デザインの大原則】文字情報を扱う時の注意点

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次