伝わるデザインを作るためのチェックリスト

デザイン歴23年、ガチデザイナーのTetsuyaです。
デザインは基礎さえ分かれば誰でもきれいな美しいデザインを作ることができます。

なので、少なからず見栄えのするきれいなデザインにしたいなら、
まずは基礎を徹底的に学び、丁寧にデザインを作りましょう。

ということでこの記事では美しくきれいなデザインを作るための
チェックリストを紹介しますので、自分のデザインが「なんか違う」と思った時は
ぜひ確認してみてください。

美しいデザインを作るならとにかく文字周りを固めよう

デザインに関する記事が一通り出揃ったら、改めてまとめようと思いますが、
もしも美しいプロ並みのデザインを作りたいなら、

まずは文字周りのデザインやレイアウトをきちんと固めましょう。
というのも、デザインはイメージ以上に文字の見せ方が大事だからです。

ですから、プロのデザイナーは文字周りだけでも
かなりいろんなことに神経を配ってデザインしてますし、

文字のレイアウトが綺麗にできるだけでデザインは劇的に良くなります。

ということで、「なんか違う」と思ったら、
これらのチェック項目を参考に文字周りのデザインをチェックしてみてください。

以下もぜひ参考にしてください。

伝わるデザインに必要なこと

また、デザインはただ見た目を綺麗に整えるためにするものではありません。

デザインというのは、まだ出会ってない人たちと視覚的な情報だけで
コミュニケーションするためのツールになります。

だからこそデザインの印象はすごく大事になるのです。

なぜならたくさんの人と接点を作るためにするのが「デザイン」であり、
デザインの印象が悪ければ、誰からも興味を持たれず素通りされてしまうからです。

なのでデザインをする際には、装飾することではなく
自分がデザインで何を伝えたいのか

「コミュニケーションをするために」デザインをしましょう。

そうした意識でデザインすると、同じ内容でもこのように

何を伝えたいかで見せ方が変わります。
プロのデザイナーはそうした細部まで意識してデザインしています。

特に今の時代は情報過多によって「自分には関係ないと思う情報」は
どんどん素通りされてしまいます。

また情報に限らず良い商品やサービスもすでに飽和状態で
「モノやサービスが昔ほど売れない時代」だからこそ、

多くの人の目に止めるための見せ方や伝えるための工夫が必要です。

文字情報の位置関係も意識しよう

さらに、デザインには一般的な法則として「近接」というルールがあるのですが、
特に文字情報をレイアウトする際には、

自分が伝えたい情報を整理しながら、情報の関係性が近いものはそばにおき、
関係が薄いものは離してレイアウトしましょう。

また文章もデザインも基本的には人に「見てもらえる」と
自分勝手に考えないように気をつけましょう。

これだけ情報の多い時代には、逆に「簡単に見てもらえない」と思うぐらいがちょうどいいです。

事実、中身がないブログ記事はあっという間に離脱されますし、
インスタ投稿やツイートもどんどんタイムラインで流れていきます。

なので、パッと見て目に入るイメージやコピーがすごく重要で、
そうしたコピーやイメージを引き立てるためにするのがデザインです。

だからと言って「デザインはインパクト勝負」ということではありません。

大事なのは、必要な人に必要な情報がきちんと目に入り届くかどうか。
デザインはインパクトではなく、自分が届けたい人に気付いてもらうためにするものです。

まとめ：文字周りのデザインだけでも極めよう！

僕は昨年からデザインを教え始めているのですが、
デザインができない人のほとんどは、

最も大切なコミュニケーションのための文字情報を
あまり大切に扱っていないということです。

なので、どれだけ文字情報が大切か？

文字レイアウトの見せ方や考え方を教えただけで
デザインが劇的に良くなり、世間からの反応も変わっています。

デザインは1つひとつ細かいパーツや要素の組み合わせでできているのですが、
そもそも基礎が分からなければ、応用はできませんし、

自分が思った通りのデザインができないのは、
「デザインをどういう順番で学べば良いのか」知る術がないからです。

そして、今回お伝えしている、どんなポイントを押さえれば良いのか、
そうした部分も分からなければ、いつまで経ってもモヤモヤします。

だからこそ僕は少なくとも、誰もが楽しく自分が思った通りのデザインが作れるように
少しでもヒントになることを僕の経験から伝えていこうと思います。

ということで、まずは文字周りを意識して
デザインを組む練習をしてみてください。

文字情報の内容やレイアウトを意識するだけでデザインは劇的に良くなります。
以上、参考になれば嬉しいです。